第4回「OKなデザイナー」ベン・ウィルソン(プロダクトデザイナー)[前編]
--ベンさんは人気デザイナーとして英国のみならず世界で成功されていますね。
B:僕はデザイナーとしてはトップクラスとはお世辞にも言えないけど、「OKなデザイナー」であるとは言えるよ。つまり人が何を求めているのか、理解できるデザイナーなんだ。対人関係も上手に運び、求められているものを成果物として作ることができたから、ここまでやってこれたんだと思う。
僕が考えるデザインとは「問題解決」なんだ。例えば「どうしたらもっと使いやすくなるのか?」といった具合に。商業的なデザインも「どうしたらもっと売れるのか?」といったように、一つの問題解決だと言えるからね。

Stussy Japan とのコラボレーションで生まれた「チェアフィックス」。ボール紙を再利用して作られ、完全にリサイクルすることも可能
後編につづく
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ベン・ウィルソン Ben Wilson
1976年生まれ。
英国マンチェスター・メトロポリタン大学を卒業後、
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)でデザイン・プロダクトの修士号を取得。
在学中から、映画監督マイク・フィギスとのカメラマウント装置「フィグリグ」の共同開発や、
足に障がいを持つ子どもでも操作可能な自転車「ティルティング・トライク」
をデザインするなど、その活動は大きな注目を集める。
卒業後も、Stussyやイーリー・キシモトなど様々な企業やデザイナーとコラボレーションした
「チェアフィックス」や、再生ゴムを利用したナイキショップのインスタレーションなど、
幅広いプロジェクトに取り組み話題を呼んでいる。2007年にはロンドンのデザイン・
ミュージアムで自転車をテーマにした展覧会を企画、
2008年には21_21デザインサイトの展覧会「XXIc.- 21世紀人」のため
「モノサイクル」を製作するなど、多様な活動を展開している。




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