【妹沢奈美のwe love UK music】クーラ・シェイカー インタビュー(その1)
2010/06/08 | we love UK music
デビューしたのは、95年。ダイナミックなギター・リフやインド音階も使った独特の音作りで人気となり、翌年リリースしたアルバム『K』が全英初登場1位になるも、2枚のアルバムを残して99年に解散。そして06年に再結成したクーラ・シェイカーが4枚目のフル・アルバム『ピルグリム・プログレス』(ソニー)を完成させました。
−−新作は、まるで物語の中を旅するような作品になっています。曲たちはアルバムの全体像を決めて書きはじめましたか、それとも書いているうちに繋がりが生まれた?
「全体像っていうものは特に何もなかったんだ。とにかく僕らの心は、森に乗っ取られてしまったんだよ。心が癒されたといえばいいのかな。つまり、ベルギーの森でレコーディングをしたんだけど、森の木々、そこから覗く太陽の光、川、四季の移り変わり、鳥の囀りなど、その情景に実にスピリチュアルな印象を受けたんだ。その影響でこのような、まるでおとぎ話の中にいるような、魔法がかかったようなアルバムが出来上がったんだ。最終的に、こんな素直なアルバムができるとは思ってもみなかったよ」
−−それでは、何もない状態から始めたのですか?
「"モダン・ブルーズ"、"オフィーリア"はもうすでに書きあがっていた曲だよ。"ピーターパンよ、安らかに"も、大体スケッチ状態のものはできていた。実は、当初は、すごく騒々しいアルバムを制作しようと考えていたんだけど、この森に来て全てが変わったんだ」
Photo by James Lampard


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